2015.08.06
  • スキンケア

目的に応じた日焼け止め選び!使うならば紫外線吸収剤不使用の方が良いの?

紫外線 日焼け止め
日焼け止めで肌が荒れてしまった・・・そんな経験ありませんか?
紫外線対策の日焼け止めはどれだけの種類があるか分からないくらいに豊富です。

その中で「紫外線吸収剤」「紫外線拡散剤」に分けられています。
購入する際にこの成分を確認して買っていますか?

何気なく使っていても、日焼け止めに関しての知識が少ない方が多いのではないかと思います。

どんな日焼け止めを使うかで、肌への負担や影響がとても大きくなります。
しっかりと特徴を理解しておきましょう。
>>>「日焼けしたらかゆくて仕方ない!そのお悩み、解決します。」

紫外線吸収剤の特徴について

紫外線吸収剤は、吸収した紫外線を熱エネルギーに変えて肌へ紫外線が浸透するのを防ぐ成分です。

吸収剤と聞くと、肌が紫外線を吸収してしまうのでは?と思ってしまうのではないでしょうか?
でも、吸収剤自体が紫外線を吸収してくれるので肌には浸透しません。

紫外線吸収剤のメリット

紫外線散乱剤配合の日焼け止めに比べて、色の白さが残りにくいです
手触りもサラサラして、伸びが良いものが多いことが特徴です。

ジェルタイプや化粧水タイプの日焼け止めには、紫外線吸収剤が配合されていることが多いです。
また、紫外線吸収剤の方が、SPF50など高SPFを出せて紫外線防止の効果は高いとされています。

紫外線吸収剤のデメリット

肌への浸透を防ぐ化学反応は肌への負担が大きいとされています。
また、一定量の紫外線を吸収してしまうと紫外線を吸収しなくなります。

紫外線散乱剤の特徴の特徴について

紫外線を反射、散乱、別方向にそらさせることでお肌への浸透を防ぐ成分です。
ノンケミカルや紫外線吸収剤不使用と書いて販売されています。

紫外線散乱剤のメリット

肌への負担が比較的少ないので、肌に優しいとされています。

紫外線散乱剤のデメリット

最近は伸びの良いものも増えてきてますが、使用感があまり良いとされていません。
色の白さが残りやすく、肌が乾燥しやすくなることがあります。

UV効果が短時間で飛んでしまうことで、こまめな塗りなおしをする必要があります。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤はどっちが良いの?

紫外線を防ぐ効果を考えるのであれば、伸びも良くて使いやすさの点で紫外線吸収剤配合の日焼け止めの方が優れています。

海にプールにアウトドアなどに行くのであれば、紫外線吸収剤が配合されている方が効果があります

でも、日常的に使うのでしたらそこまで高い効果は必要ありません。
紫外線散乱剤配合の日焼け止めでも十分に紫外線を防ぐ効果があります。

何気なく買っていた日焼け止めですが、成分には差があるものですね。
毎日使うならば、紫外線散乱剤配合の日焼け止めが肌に良いということが分かりました。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのオススメは?

パッケージにも記載はありますが、こちらでは紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを紹介します。
商品選びの参考にしてみてください。

キュレル UVカットシリーズ

キュレルUV

http://www.cosme.net/product/product_id/10055159/top

SPF30~SPF50

乾燥対策にも優れており、うるおいが不足しがちな肌に優しくなじみます。
キュレルから発売されている日焼け止めは全て「紫外線吸収剤不使用」です。

無香料、無着色、エチルアルコール不使用でお肌への負担も少なくなっています。
豊富なラインナップが特徴でとても幅広いです。

紫外線吸収剤配合の日焼け止めにも劣らぬUVカット率です。

ニベア サンプロテクトウォーターミルクマイルド

ニベア サンプロテクトウォーターミルクマイルド

http://www.cosme.net/product/product_id/10038323/pictures/photo/4495045

SPF50+ PA+++

サラっとしてベタつき感のない、肌に負担感のないミルクタイプの日焼け止めです。
紫外線などによる乾燥を防いで、うるおいを保つとされています。

紫外線吸収剤やアルコールに敏感な肌も、強力紫外線からしっかり守ってくれます。
また、化粧下地としても使うことが出来ます。

オルビス サンスクリーン(R)ルーセント

オルビス サンスクリーン(R)ルーセント

http://www.cosme.net/product/product_id/10003507/pictures/photo/157998

SPF30+ PA+++

ローションタイプでベタつかず、スーッと広がるタイプの日焼け止めです。
伸びが良いことから、全身に塗るのも簡単です。

サラっとした軽い使用感で、ベタつく季節にも最適です。
乾燥対策として低分子ヒアルロン酸をはじめ3種の保湿成分を配合し、お肌を乾燥から守ります。

DHC ホワイトサンスクリーン

DHC ホワイトサンスクリーン

http://www.cosme.net/product/product_id/309678/pictures/photo/13712

SPF35+ PA+++

アルファアルブチンやビタミンC、濃縮オリーブリーフエキスなどの美容成分を配合したスキンケア発想の日焼け止めです。

日焼けによる乾燥や乱れを防ぎ、オリーブバージンオイルや天然の紫外線防止成分が肌をガードします。

ナチュラルにフィットする乳液タイプで、使い心地も良くなっています。
オイリー肌やニキビが気になる肌、刺激に敏感な肌にもおだやかな使用感を実感することが出来ます。

また、化粧下地としてもお使いいただけます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

プチプライスで安くて強力な日焼け止めを普段使いしていた人は、これを機に日焼け止めを選び直してみてはいかがでしょうか?

自分お肌を綺麗に守るための日焼け止めで、かえてお肌にダメージを与えるなんてことがないように。

しっかりとした日焼け止め選びをして、あとは日傘や帽子を活用していきましょう。

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