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ミュゼ倒産はウソ!解約する前に知っておきたい最新情報

ミュゼ

多くのお客さんに支持され、日本一の脱毛サロンとなった『ミュゼプラチナム』
最近では様々な噂が後を絶たず、びっくりされている方も多いのではないでしょうか?

ですが、倒産の噂とは一転、株式会社ジンコーポレーションの一事業であったミュゼプラチナムは2016年に株式会社ミュゼプラチナムとして新たなスタートを切ることが発表されました。

そのニュースを受けて、ツイッターでも安心の声がチラホラ…

そこで今回は誰もが気になっているミュゼプラチナムの倒産騒動のこれまでの経緯をどこよりも詳しく、分かり易く解説いたします。

2015年8月25日Yahoo!ニュースより:脱毛サロン「ミュゼプラチナム」が経営破綻

まずはミュゼ騒動の発端である、2015年8月25日のYahoo!ニュースからこれまでの最新情報まで順を追って説明いたします。
2015年8月25日のYahoo!ニュースがミュゼプラチナムを運営するジンコーポレーションが任意整理に入ったと報じました。

運営会社である株式会社ジンコーポレーションがいよいよ経営破たんに陥り、すでに事実上の「任意整理」(裁判所手続によらず関係人の話合いによって倒産処理を行うこと。世界大百科事典 第2版より)に入った。
出典:Yahoo!ニュース:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150825-00010000-fsight-soci
※現在Yahoo!ニュースの記事は削除されております。

同日にlivedoorドアニュースにも同様の記事が掲載され、みなさんも一気に不安が募ったのではないでしょうか?
livedoorニュースで報じられていた内容を詳しく説明していきます。

巨額の未払い金があるらしい…

実は、2015年4月頃から従業員のボーナスが見送られていたり、恒例でもあった社員旅行が中止になっていたりと何やらもともとあやしげな雰囲気はあったそうです・・・。

さらに大手広告代理店の電通に対しても未払い金が20億円あり、その繰り延べは4月から始まっていたらしいのです。

まず4月末時の残債約7億円を5月末に繰り延べ。さらに5月末時の約13億円を6月末に。6月末時の約16億円のうち7月末に4億円のみ支払ったが、7月末時には残債が約24億円に膨れ上がり、8月末に返済できそうなのは4億円のみで、残り20億円は返済のメドがまったくつかない状況なのだという。
出典:livedoorニュース:http://blogos.com/article/130077/

 

会計上の問題も・・・

「そこで問題とされたのが簿外債務。会員は契約時に複数回分の施術代を一括前払いするシステムで、これ自体は特定商取引法で認められた『特定継続的役務提供』で違法ではない。実際、エステや語学学校などでは一般的。ただし、クーリングオフや途中解約もできるから、その場合は残金を返金する必要がある。そのため、本来はこの前受金は売り上げに計上せず、施術回数に応じてその都度計上するのが普通。ところが同社はこれを一括売上計上している。返金=債務となるため、会計上は『簿外債務』と見なされる処理」(銀行関係者)
出典:livedoorニュース:http://blogos.com/article/130077/

 

これはちょっと難しい話。
脱毛など何回かお手入れ(施術)を行う場合は、その都度、1回分の売り上げを計上しなければならないのですが、ミュゼの場合は契約したその月の売り上げとして全額計上していたため、問題となっているようです。

売り上げ計上
というような様々な理由があり、今回の騒動が起きているのだと言われています。

2015年10月6日朝日新聞デジタルより:脱毛エステ大手のミュゼ、任意整理「事業は継続」

さらにその1ヶ月半後2015年10月6日の12時頃、今まで噂であったミュゼプラチナムの任意整理騒動ですが、ジンコーポレーション高橋社長の会見により、『任意整理』に入っていることが明らかになりました。

脱毛エステ最大手の「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーション(本社・東京都渋谷区)は6日、借金の返済が滞り、銀行団との間で任意整理の協議に入っていることを明らかにした。事業は続けたうえで、再建計画をまとめ、来年3月までに銀行団の同意を得ることを目指す。
高橋仁社長が同日、都内で会見して明らかにした。
出典:朝日新聞デジタル:http://www.asahi.com/

 

任意整理とは・・・?

任意整理とは、裁判所を通さずに、借金を減額する手続き交渉のことをいいます。
出典:http://www.e-shihoushoshi.com/ninni/about/

以前は多額な負債(借金)があるとすぐに破産(倒産)手続きとなっていましたが、最近では任意整理を行い、利息の過払いなどを借金減額に当てるという方法があります。

つまり、ジンコーポレーションは銀行団に返済計画を提出することになります。
そしてこの返済計画について、銀行団と話し合い、来年3月までに銀行側の同意を得る流れです。

ミュゼは事業を『継続』なので心配はない!

高橋社長は、『事業を継続したまま、任意整理に入る』ということを明らかにしていたので、ミュゼのお客さんに影響はないとのことです。

そのことはミュゼプラチナムのオフィシャルサイトでも言及されており、これまで通り、営業を継続するという旨のリリースが発表されています。

なお、本日、当社が「任意整理に入った」旨の報道がなされておりますが、あくまで当社は、これまでどおりつつがなく営業を継続しながら、借入金の今後の返済方法を交渉するということであり、当社がその事業規模を縮小したり、人員削減を行わなければ事業継続が困難となるという事態にあるということでは、全くございません。
出典:ミュゼプラチナムオフィシャルサイト:http://musee-pla.com/news/2015/10/06/151006

 

11月6日プレスリリースより:株式会社RVHがミュゼを子会社化

2015年10月6日のニュースで、任意整理の計画について2016年3月までに銀行団の同意を得ることになっていましたが、2015年11月6日に新たな情報がプレスリリースサイト『PR TIMES』から発信されました。

株式会社RVHは、本日付にて、美容脱毛専門サロン「ミュゼプラチナム」運営会社である株式会社ジンコーポレーション(代表取締役:髙橋仁、本店所在地:福島県郡山市、以下、「ジンコーポレーション」という)及び同社代表取締役である髙橋仁氏との間で、「ミュゼプラチナム」のブランド価値を維持・増大を目的としたスポンサー支援に関する基本合意書を締結いたしました。
出典:PR TIMES:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000015154.html

プレスリリースの内容としては、ジンコーポレーションの抱える債権債務を除いた脱毛事業を将来的にRVHグループに譲渡することを前提として、スポンサー支援が得られることになりました。
それによって、既に契約されているお客さんへのサービス提供も継続して行われるということです。

株式会社RVHってどんな会社?

ミュゼへのスポンサー支援を名乗り出た株式会社RVHについて、初耳と思われる方も多いと思います。
株式会社RVHのコーポレートサイトを見るとグループ内に6つの子会社があり、様々な事業を展開されているようです。

RVH
http://rvh.jp/?page_id=651

12月15日プレスリリースより:『株式会社ミュゼプラチナム』の完全子会社化

2015年11月6日RVH社のミュゼへのスポンサー支援がリリースされていましたが、その具体的な内容がPR TIMESのプレスリリースにより掲載されました。

(3)株式会社ミュゼプラチナムは、RVH当社グループ傘下において、ジンコーポレーションにより推進されていた美容脱毛事業に係る顧客契約に基づく未消化役務を、ジンコーポレーションとの受託契約により実施してまいります。また、平成28年12月11日以降に発生する美容脱毛案件については、株式会社ミュゼプラチナムが契約主体となり施術を実施いたします。
出典:PR TIMES:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000015154.html

 

今まで株式会社ジンコーポレーションによって運営されていたミュゼプラチナムの脱毛事業は、RVHグループの傘下に入った株式会社ミュゼプラチナムが引き継ぎ、既に契約されていた方にも今までと変わらずサービス提供がされるそうです。
さらに12月11日以降に契約する新規の方については、株式会社ミュゼプラチナムが契約主体となり、サービスを提供していくようです。

つまり、既にミュゼで契約されていた方も、これから新規で契約される方も、今までと同様に脱毛が受けられるということです。

(4)株式会社ミュゼプラチナムの事業運営にあたっては、RVH子会社である株式会社リーガルビジョンを経由した広告発注を行うことで、広告代理店への支払サイトを延伸させるとともに、株式会社スカイリンク、株式会社ソアーシステムのWeb開発・システム開発技術を活用し、予約システムの再構築ほか、Webサービスの拡充等による効果的なマーケティング戦略を策定することで、集客力の向上と並行してコスト削減に注力してまいります。また、現状として同事業における顧客会員の当日キャンセル率は15%程度であり、当該キャンセル率を低減させる施策を実施すること、ミュゼプラチナム店舗において、従前の施術と比較して約2倍の速度で施術が可能となる高速美容脱毛器の入替がほぼ完了しており、役務消化スピードが大幅に改善されたため、役務提供の効率化が見込まれること、約271万人もの女性会員基盤を活用したメディア事業、EC事業等の周辺領域についても事業展開を進めることにより、更なる売上拡大を目指してまいります。
出典:PR TIMES:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000015154.html

 

さらに、RVHの傘下に入ったことで、RVHグループ傘下の子会社から様々な支援が受けられるようです。
具体的には、問題となっていた広告代理店への支払サイトの延伸や予約システムの再構築、Webサービスの拡充による集客力の向上とコスト削減、さらに、店舗においてもこれまでと比較して約2倍の速度で施術が可能となる高速美容脱毛器の導入が完了されており、役務消化のスピードが大幅に改善されるようです。

つまり、これまでと同等のサービスが提供されることはもちろんですが、今回RVHグループの傘下に入ったことで、これまで以上のサービス提供が期待できるかもしれません。

それでも心配な方のために、ミュゼの良心的な返金システムのご紹介

返金制度があるからミュゼを選んだ人も多いと思います。実際に、ミュゼではどのコース、プランに対しても手数料なしで返金してもらえます。

ミュゼの全額返金は「両ワキ脱毛完了コース」のみ

この「両ワキ脱毛完了コース」は契約日から1年以内であればお手入れをしていても全額返金が可能です。

その他プランの返金の条件

最終来店から2年以内であれば、どのコース・プランでも返金対象となっています。

返金額

全額返金が可能となる場合と残りの回数分の金額が返金される場合があります。
①手入れを1回も行っていないコース・プランは全額返金が可能。
②お手入れを1回以上行っている場合は、総額から[1回あたりの金額×お手入れ回数]を引いた金額を返金。
また、全身やハイジニーナなどのセットコースに関しては、コースに含まれる部位を一ヵ所でもお手入れしていたら1回分を消化したと見なされます。

返金に必要なもの

お支払いの際にクレジットカードで決済したか、現金なのかで返金方法も変わってくるようなので、事前にしっかりと確認する必要があります。

基本的にはコールセンターの電話にて、持参するべきものを案内してくれるので心配はいりませんが、現金での返金は行っておらず、口座に振り込まれるかたちとなっているので、公的身分証明書、銀行届出印、銀行通帳、クレジットカードを利用した場合は利用したクレジットカードが手元にあると安心です。

 

 

ミュゼ倒産の噂はウソ!解約・返金の手続きは必要ナシ!

ミュゼにまつわる様々な報道で不安になった方もいると思いますが、こうして経緯を振り返るとミュゼは安心して脱毛できる状況であるといって良いのではないでしょうか。
解約・返金をご検討されている方は、倒産の噂に流されず、もう一度踏みとどまって考えてみてください。

ミュゼの脱毛料金はいままでと変わらず!

会社が変われば料金も変わってしまうのでは・・・?
と不安に思っている方もいると思いますが、ミュゼはこれまで通り、むしろ2016年に入ってからはキャンペーンも始まり、さらにオトクな価格でサービスを提供しています。

2015年12月15日に掲載された『ミュゼからのお知らせ』にもこれまで通りのサービスを提供すると記載されているので、今のところは価格帯の変更はないようです。

上場企業のグループ会社になります

上場企業のグループ会社として、現在ご契約頂いているお客様や、これからご予約頂くお客様においても、これまで通り高品質なサービスを提供させて頂きます。
出典:ミュゼプラチナム:https://musee-pla.com/news/2015/12/15/info

 

 

 

ミュゼの脱毛メニューが分かり易い!

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さらに、エステ脱毛と言えば脱毛メニューが細かく分かれていなかったり、特定のプランしかオフィシャルサイトに掲載されていなかったり、モヤモヤすることが多いのですが、ミュゼでは、料金プランがオフィシャルサイトに分かり易く掲載されているので、安心です。

無制限で脱毛したいなら『美容脱毛完了コース』

両ワキ・Vライン(サイド)のみですが、ミュゼには回数・期間無制限のコースがあります。
キャンペーン価格は毎月変わりますが、特に人気の両ワキとVラインをキレイに保ちたい方にはオススメのコースです!

気になる部位だけ脱毛したい方に『フリーセレクト美容脱毛コース』

箇所も回数も選べるフリーセレクト美容脱毛コースはかなり自由の利く脱毛プランになってます。
料金はSパーツ(小さい部位)とLパーツ(大きい部位)で異なりますが、例えばLパーツ6回¥36,000のプランはLパーツ3回×2部位にも変更できるので、自分好みの脱毛プランが実現できます。
詳しい料金に関してはオフィシャルサイトをご覧ください>>

まとめて脱毛したい方はオトクな『セットコース』

全身脱毛やVIOラインをまとめて脱毛したい方はセットコースがオススメです。全身脱毛には全身全てを脱毛するプランだけでなく、見えないところは脱毛しなくていいかも?という方のためにライトプランも用意されています。
詳しい料金に関してはオフィシャルサイトをご覧ください>>

ミュゼが導入している新しい美容脱毛のカタチ『S.S.C方式』

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続いては、ミュゼの脱毛法について詳しく紹介していきます。
ミュゼの脱毛法と言えば、S.S.C方式の美容脱毛が有名ですが、このS.S.C方式を簡単に言ってしまえば、制毛ジェルが光の照射により肌に浸透し、ムダ毛の生成を抑制するというものです。

スムーススキンコントロールメソッドS.S.C.M.®とは、イタリア・DEKA社が、日本市場に向けて特別に開発した、従来のキセノンランプを搭載した脱毛機による光脱毛とは全く異なる画期的な理論です。安定したエネルギー供給が可能なクリプトンライトとビーンズジェルに含まれる有効成分フィリニーブの相乗効果で、 刺激がなく満足度の高いオフへア(制毛)をご提供することが可能となりました。
引用:株式会社ウィズ・アス:スムーススキンコントロールメソッドS.S.C.M.®

 

S.S.C方式は6回程度繰り返すことで、制毛の効果を発揮しますが、制毛ジェルを浸透させる光は黒色に反応する仕組みであるため、毛が生えている状態のときにしか効果が得られません。
そのため、毛周期に合わせて通い続ける必要があります。

冷たくない!早い!高速脱毛マシン『ミュゼエクスプレス』とは

このS.S.C.方式を導入しているエステサロンは他にもありますが、ミュゼでS.S.C.方式を行う最大のメリットが、全国のミュゼ店舗で続々と導入されている脱毛マシンミュゼエクスプレスです。

ミュゼエクスプレスは寒い<熱い

ミュゼの脱毛では、今まで冷たいジェルを塗り、照射していたため、『ジェルが冷たかった』『施術中、寒かった』というマイナスな意見がありましたが、ミュゼエクスプレスを使用するときに塗るジェルは常温のジェルであるため、冷たいというデメリットが改善され、さらに光が黒色に反応して熱を発しているため、施術中も暖かい~熱い(毛の濃さによって異なる)体感温度に変化したとのこと。
これは嬉しい変化です!

ミュゼエクスプレスなら照射時間1/2

もう一つの変化は、照射の仕方について。
今まで一箇所照射したら、皮膚から離して、次の場所れ…というような流れでピッピッピッと照射していたのですが、ミュゼエクスプレスはスライド式になったため、ピピピピピピ…とスライドしながら照射していくことができるようになりました。
そのため、照射時間も約半分となり、早くて快適!という口コミが増えました。

ミュゼの脱毛とその他の脱毛に違いはあるの?

今、脱毛法として主流となっているのは、ミュゼなどが採用しているS.S.C方式、そして銀座カラーなどで行われている光(IPL)脱毛、さらに医療機関で行われているレーザー脱毛針脱毛です。

光(IPL)脱毛は光のパワーを利用して毛根にダメージを与える方法で、レーザー脱毛はレーザーのパワーで毛根を破壊する方法です。レーザーは力が強いため、国家資格を持っている者でないと扱うことができないことが特徴です。

▶医療脱毛について詳しくはこちら

現在、針脱毛を行っている医療機関は減ってきましたが、針脱毛は毛穴ひとつひとつに極細の針を刺し、電流を流すことで毛根を破壊するため、確実ではありますが、痛みが強かったり、時間が掛かってしまうというデメリットがあります。

脱毛法・プランの分かり易さは脱毛選びにおいて重要なポイント!

エステサロンで脱毛を行っている人の最大の悩みは、効果と料金です。
事前にそのサロンが導入している脱毛法を理解しておかないと、サロンとのトラブルのもとになりかねません。同様にプランについても同じことが言えます。
後々追加料金が掛かって予定外の出費が増えてしまわないように、しっかりと事前に確認した上で、契約をしてください。

脱毛サロン・ミュゼプラチナムを中心にご紹介してきましたが、脱毛はエステサロンだけでなく、医療機関であったり、家庭でも家庭用脱毛器を購入すればできる時代となりました。
それぞれの違いをよく見極め、ご自身に合った脱毛を選んでください。

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