2015.07.02
  • ボディケア

脱毛に使用される機械によって、クリニック毎に様々な違いがあります!

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クリニックでの医療レーザー脱毛。わずか5~6回の施術で、基本的に永久脱毛が可能ということもあって、近年、とくに注目されています。

でも、一口にレーザー脱毛とは言っても、クリニックによって使っている機械の種類が違うのをご存知ですか?

機械には種類があるのです。大きく分ければ3つ。医療レーザー脱毛で使われる機械は、この3つのどれかに属していることになるワケです。

ここでは、それらレーザー脱毛器の3種類について詳しく解説します。ぜひみなさんのクリニック選びの参考にしてみてください。

※これら3種類に属さない機械もあります。

レーザー脱毛の副作用についてはこちらへ>>

3大脱毛器

国内の脱毛クリニックで使われている脱毛器は、大きく分けて3つ。アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、そしてヤグレーザーです。

アレキサンドライトレーザー

1997年に国内に導入されて以来、急速に普及した脱毛器。非常に多くの美容外科、美容皮膚科などで使われています

いくつかの機器メーカーからアレキサンドライトレーザーが開発されていますが、なかでも、キャンデラ社製のものが人気で、国内クリニックのなかではもっとも多く普及しています。

機械の特徴としては、施術がとにかく早いということ。ジェルを塗る必要がないので、その分も時間短縮になります。

一方で、次に説明するダイオードレーザーに比べると、施術にともなう痛みが強いことも指摘されています。また、細い産毛の脱毛には限界があるとも言われています。

ダイオードレーザー

こちらも有名な脱毛機器。国内でも、多くのクリニックで使用されています。
いくつかの機器メーカーから開発されていますが、サイノシェア社とルミナス社のものが有名です。

機械の特徴としては、上のアレキサンドライトレーザーに比べれば痛みは少ないという点。また、普通の産毛程度であれば脱毛が可能という点も特徴です。

なお、このタイプに属する脱毛器として、ライトシェアデュエットがあります。一部の大手美容外科でも使用されている機械ですが、ライトシェアデュエットの場合、ダイオードレーザーのデメリットでもあった、「施術時間」の問題をクリアしています。

従来、ダイオードレーザータイプの脱毛器は、施術時間が長いというデメリットがありました。しかし、ダイオードレーザー系の脱毛器のなかで、ライトシェアデュエットがこのデメリットを克服。通常のレザー脱毛の3分の1の時間で施術を終了させることに成功しました。

ヤグレーザー

男性のヒゲ脱毛などに使用されている機械。上の二つの脱毛器に比べると、レーザーが深くまで届くという特徴があります。主なメーカーはキュテラ社。

ヤグレーザーは、レーザー脱毛の弱点でもあった、「日焼け肌への施術」も可能にしました。地黒の人でもレーザー脱毛が可能という強みを持ちます。

なお、美容外科や美容皮膚科だけではなく、普通の病院でもヤグレーザーを見かけることがあります。ヤグレーザーは、実は脱毛器というよりも複合機。

レーザーを照射することで毛細血管の拡張作用などが得られることから、脱毛以外にも、あらゆる医療目的に使用されている機械なのです。

まとめ

ここでは3種類のタイプのレーザー脱毛器を見てみましたが、それぞれに特徴があることが分かったと思います。

それぞれの違いは決して小さなものではなく、車にたとえるならば、トラックか、乗用車か、バイクか、といった違いでしょうか。

どの車に乗っても目的地には到着しますが、運転技法にも乗り心地にも、それぞれ大きな違いがありますよね。

脱毛クリニックを選ぶ際には、症例数、料金、アフターケアなどとあわせて、どんな機械を使っているかという点も確認しておきましょう。

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