2015.10.19
  • ボディケア

脱毛するならどっち?エステ脱毛と医療脱毛を徹底比較!

 

今回くすぐるでは、医療脱毛とエステ脱毛のどちらで脱毛するか悩んでいる女性のみなさんをお助けするために、エステ脱毛と医療脱毛を徹底比較 アナタにピッタリな脱毛法をご提案します!

エステ脱毛が人気の理由!エステ脱毛のメリット

 

エステ脱毛についてはネガティブな声もある一方で、「脱毛するならエステ」という声も多く聞かれます。
エステ脱毛が人気なのはどうしてなのでしょうか?エステ脱毛のメリットをみていきましょう。

エステ脱毛は1回の施術料金が安い

エステ脱毛は医療脱毛と比べて、1回の施術料金が安いというメリットがあります。医療脱毛だと「高額なので通えない」という人も、エステ脱毛だと「やってみようかな」という気持ちになれるような価格設定になっています。
施術料金の安さが、エステ脱毛が人気の最大の理由といえるでしょう。

エステ感覚で通える

医療脱毛はクリニックでの施術となるので、ちょっと敷居が高く感じる人は少なくありません。
その点、エステ脱毛はエステのお手入れに行くような感覚で通うことができますから、気楽に通えるというメリットがあります。

 

医療脱毛と比べて痛くない

エステ脱毛で行っている光脱毛は、医療レーザーと比べてパワーが弱いので痛みがほとんどありません。そのため「脱毛はしたいけど、痛いのは苦手」という人でも安心して受けることができます。

店舗数が多いので通いやすい

医療脱毛をやっているクリニックと比べて、脱毛サロンは店舗数が多くあります。また駅の近くやショッピングモールの中など便利な場所に店舗を構えていることが多いので、買い物などのついでに立ち寄りやすいというメリットもあります。

エステ脱毛のデメリットとは

 

安くて通いやすいというメリットがあるエステ脱毛ですが、デメリットもあります。医療脱毛と比較したエステ脱毛のデメリットをみていきましょう。

効果が出るまでに時間がかかる

医療脱毛と比べたエステ脱毛のデメリットとしてまず挙げられるのが、エステ脱毛は効果が出るまでに時間がかかるということです。

医療脱毛だと5回で済む施術を、エステ脱毛だと18回以上通わなければいけないこともあります。
そのため、途中で通うのが面倒になってしまう人も少なくありませんし、転勤・結婚・出産など状況の変化によって通うのが難しくなってしまう人もいます。
完了まで根気よく通い続けることができるかどうかが、エステ脱毛の課題となります。

効果が「永久」でない

永久脱毛ができる医療脱毛に対して、エステ脱毛ができる脱毛は抑毛、もしくは制毛レベルです。ですから効果が永久に続くわけではありません。エステ脱毛を受けたものの、「しばらくしたら毛が生えてきた」「毛が完全になくならなかった」という声がしばしば聞かれるのはそのためです。

エステサロンでできるのは、脱毛でなく「制毛処理」

光脱毛・レーザー脱毛を問わず、脱毛は毛根細胞にダメージを与えることにより、効果を得る行為です。
現在日本では、医師がいないエステサロンで毛根を破壊する行為(=脱毛効果のある行為)は医師法によって禁止されております。よってエステサロンでは制毛処理をサービスとし、毛の成長を一時的に減毛する行為を行っております。
出典:エステサロン脱毛と医療脱毛の違い

人気のサロンだと予約が取りにくい

店舗数が多く通いやすく見えるエステ脱毛ですが、人気のサロンは予約が取れないという口コミが多く見られます。
せっかく「脱毛しよう」と張り切って通い始めたのに、なかなか予約が取れなくて残念な思いをする人も少なくありません。

火傷などの際にどこまで対応してもらえるかはサロン次第

エステ脱毛は医療機関での脱毛ではありません。医療脱毛だと万が一の時にもすぐに対応してもらうことができますが、サロンではどこまで対応してもらえるか分かりません。
サロンによっては医療機関と提携していて、すぐに対応できるようにしているところもあります。しかし医療機関と提携しているサロンは多くはないので、火傷などの際にどこまで対応してもらえるかはサロンによって異なります。

本当に効果を出したい人はどちらを選ぶべき?

 

では本当に効果を出したい場合は、エステ脱毛と医療脱毛、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

まずはエステ脱毛と医療脱毛の機械を比較してみましょう。
エステ脱毛で使うのは、光(IPL)脱毛機です。それに対して医療脱毛で使うのは、医療レーザーです。

医療レーザーは光(IPL)脱毛機と比べてパワーが強く、レーザーを照射することで毛乳頭毛母細胞を破壊することができます。

毛乳頭には毛細血管から酸素や栄養分などを取り入れる働きがあり、毛母細胞には毛をつくりだす働きがあります。しかし毛母細胞は独断で毛をつくるのではなく、毛乳頭からの発毛指令を受けることで毛をつくり始めるようになっています。
医療脱毛では、この毛乳頭と毛母細胞を破壊することができますから、毛自体がつくられなくなるのです。

それに対して光(IPL)脱毛機では毛乳頭や毛母細胞を破壊することができません。ですから、一時的に毛が生えなくなったとしても、しばらくすれば毛が再生してしまいます。

ですから本当に効果を出したい人はエステ脱毛ではなく、医療脱毛を受けることをおすすめします。

エステ脱毛と医療脱毛、かかる期間と回数の違い!

 

医療脱毛であれば、毛周期に合わせて5回ほど照射を繰り返すことですべての毛を照射し切れたことになり、脱毛は完了しますが、エステ脱毛では、同じ毛に対して何度もアプローチしなければ、毛乳頭・毛母細胞が弱まりません。
>>毛周期について

そのため、毛が薄くなるのにも医療脱毛の倍以上の回数と期間を要し、さらに照射を止めてしまうと、毛乳頭・毛母細胞も復活してしまうというのが現実です。

エステ18回以上、脱毛5回

多くが18回以上通わなければいけないエステ脱毛に対して、5回程度の通院で脱毛完了できる医療脱毛。忙しく働く女子にとって、時短で済むのは最大のメリットです。

部位別!おすすめ脱毛法

先ほど述べましたように、しっかりと効果を出したい人には医療脱毛がおすすめです。しかし脱毛部位によっては脱毛効果が出やすいために安価なエステ脱毛でも十分という部位もあります。
そこでエステ脱毛と医療脱毛、どちらがおすすめなのか部位別に分けてご紹介していきたいと思います。

顔の毛は産毛なので脱毛効果があらわれにくい部位です。
ですからエステ脱毛よりは、効果の出やすい医療脱毛の方がおすすめです。

クリニックで使用する医療レーザーも産毛を得意としているわけではありませんが、医療レーザーには種類がありますので、クリニックでの顔脱毛は産毛にも反応しやすいレーザーを使って施術を行います。
そのためエステ脱毛と比べて効果が早く出やすいのです。

脱毛初心者のほとんどが脱毛をスタートする部位が脇です。脇の毛は太いので、脇は脱毛部位の中でも比較的効果が出やすい部位です。しかもエステ脱毛だとキャンペーンをやっていて安価に脱毛できることが少なくありません。
ですから脇の脱毛はエステ脱毛の方が安くておすすめです。

腕足

腕と足も比較的脱毛効果が出やすい部位です。ですから医療脱毛と比べて安価にできるエステ脱毛の方が痛みも少なくておすすめです。

VIO

VIOは痛みに敏感な部位なので、「痛みの少ないエステ脱毛の方がいい」という意見もありますが、エステでのVIO脱毛も痛いという声があるのも事実です。

全身脱毛なら医療脱毛がおすすめの理由

 

全身脱毛をするならエステ脱毛よりも医療脱毛がおすすめです。医療脱毛をおすすめする理由は大きく2つです。
1つは通う回数・期間が少なくて済むということ、もう1つは総額が医療脱毛の方が安いこともあるからです。

医療脱毛は全身脱毛に通う回数・期間が少なくて済む

医療脱毛で全身脱毛を受けた場合、効果のあらわれ方には個人差があるものの5~6回で完了するのが普通といわれています。それに対してエステ脱毛の場合は、全身脱毛完了までに通う回数の平均は12~18回です。

どちらの場合も通常、2~3ヶ月おきに全身脱毛1回分の施術を行っていきます。(全身脱毛の場合は、1回で全身の1/2~1/3のお手入れをするようにしているところが少なくありません。その場合は毎月通うこともありますが、全身1回分の脱毛を2~3ヶ月通って終わらせることになります。)
ですから医療脱毛だと1年~1年半で全身脱毛を完了することができますが、エステ脱毛だと2年~4年半くらいかかってしまうことになります。

それにも関わらず有効期限が短く設けられているエステもありますよね。最初から契約した部位の照射が終わらないリスクがあります。

医療脱毛の方が全身脱毛の総額が安いこともある

一般的にはエステ脱毛が安く、医療脱毛が高いというイメージがありますが、実は全身脱毛は医療脱毛の方が安くつくこともあります。実際の料金を比較してみましょう。

<美容皮膚科リゼクリニックの場合>

全身脱毛コース 5回
全身脱毛プラン(顔・VIO含まず) 298,000円
全身+VIOプラン 358,000円
全身+顔プラン 358,000円
全身+顔+VIOプラン 398,000円
※価格は2017年10月現在「今月のおすすめプラン」の税込み価格。
参考:リゼクリニック今月のおすすめプラン(2017年11月現在)

 

<脱毛サロンエピレの場合>

エピレの全身脱毛は全身30部位から合計24部位を選べる全身脱毛プランとなっています。ですから30部位全部をやりたい場合は、その部位を単品で追加する必要があります。エピレの全身脱毛1回の単価は70,000円ですが、複数回分をまとめ買いすると割引があります。
仮に全身脱毛を12回分まとめ買いしたとすると、合計金額は372,276円(税込)となります。

リゼクリニックの施術料金と比較すると、全身脱毛の顔とVIOを含まないプラン、もしくはどちらかのみを含むプランに相当しますので、エピレの方が施術料金は高くなるといえます。
また、これは12回で全身脱毛が完了した場合の価格となりますので、追加で施術を受けることになるともっと高くなります。
参考:エピレ 価格表(2017年11月現在)


医師が診てくれるから安心の医療脱毛

 

エステ脱毛と比べた医療脱毛の最大のメリットは医師が在籍しているため、医療行為ができるということです。
医療行為ができることのメリットをご紹介していきます。

麻酔を使用できる

エステ脱毛は医療機関での脱毛ではないため、痛みを和らげるために麻酔を使用することはできません。しかし医療脱毛の場合は麻酔を使用できるので、「痛いのが怖い」という人でもリラックスして脱毛を受けることができます。

強い出力の機械を使用できる

エステ脱毛は出力の弱い光(IPL)脱毛機での施術となりますので、限られた脱毛効果しか得られません。
しかし医療脱毛は強い出力の医療レーザーでの脱毛になりますから、永久脱毛が可能となります。効果のあらわれ方も早いので、スピーディーな脱毛が可能です。

トラブル時もすぐに対応してもらえる

クリニックでの医療脱毛は、火傷や皮膚のトラブルが起きた際でも安心です。医師や看護師によってすぐに手当てをしてもらうことができますし、必要な薬を処方してもらうことができます。
ですからエステでの脱毛を比べて安心感が違います。

以上のことを考えると、エステ脱毛にもメリットがあるのは事実ですが、皮膚や毛の生え替わりの仕組みを熟知した医師が在籍するクリニックでの脱毛の方がおすすめとなります。

 

まとめ

 

以上、エステ脱毛と医療脱毛の違いをご紹介しました。

エステ脱毛は、価格や通いやすさなどからお手軽なのがメリット、医療脱毛は脱毛効果が高く、通う回数も少なくてすむこと、万一のときの安心感が魅力です。

脱毛初心者で、どんなものか試してみたい方は、エステ脱毛の体験キャンペーンなどを利用する手も。しっかり脱毛して、できるだけはやく毎日のムダ毛処理とおさらばしたい方には医療脱毛がおすすめです。