2015.08.24
  • スキンケア

日焼けしちゃった〜!シミになる前に即効やっておきたいアフターケアとは

日焼け アフターケア
知らず知らずの間にジリジリと照りつける日差し。少しでも油断すると肌は一気に真っ赤に日焼けしてしまいます。

日焼けは意外に気が付きにくいのです。夜、シャワーを浴びている時に「イタタタ…!」と背中や二の腕のヒリヒリに気が付くことも。そして案外そのままにしてアフターケアをしない人も多いですよね。

顔はバッチリUV対策をしている人も、ついつい忘れがちなのが背中や肩の日焼けです。身体の日焼けにはあまり関心がない人も多いので、自分では見えなくても背中や肩にシミがある人がいるかもしれません。

>>>目的に応じた日焼け止め選び!使うならば紫外線吸収剤不使用の方が良いの?

日焼けはアフターケアが肝心です。早めにアフターケアを行えば、日焼けの後遺症を最低限に抑えられます。

日焼け後のアフターケアについて

今回は、シミになる前に即効やっておきたいアフターケアの方法を紹介しましょう。

お湯のシャワーはNG!

日焼けした肌に温かいお湯のシャワーはNGです。あまりのイタさに飛び上がってしまうかも。日焼けした夜は冷たいシャワーで日焼けした肌の火照りを鎮めましょう。

水ぶくれができている、頭痛がガンガンして気持ち悪い場合は、熱中症も考えられます。必ず病院(皮膚科)を受診してください。自己処理は危険です。すぐに行けない場合は、氷水を入れたビニール袋を当てるか、保冷剤をくるんだ濡れタオルで繰り返し肌を冷やす様ことが肝心です。

十分に冷やしてある程度痛みが治まったら、化粧水をつけた後に日焼けに効く軟膏を塗って皮膚のアフターケアを行います。皮膚が乾燥すると皮膚の痛みが再発しますから、たっぷりと保湿して日焼けした肌のケアをしっかりと済ませておきましょう。

日焼け後に使う軟膏は、できれば日焼けケア専用の軟膏を使うことをおすすめします。ドラッグストアで見当たらない場合は、「ステロイド」成分が入っていない商品を選んで下さい。ステロイドは副作用が強く、疲労した肌に使うにはリスクがあります。

日焼けの痛みが引いた後も、アフターケアとして最低でも1週間は塗り続けましょう

 水をたっぷり飲もう

日焼けしてダメージを受けているのは外側の皮膚だけではありません。身体の内部も乾燥していますから、充分な水分補給が必要です。

暑い日が続くと、喉の乾きに鈍感になります。レモンなど、クエン酸がたっぷり入ったジュースや果物も沢山摂取して下さい。

身体の内側の水分が満たされていれば、日焼けも早く収まります。夏はペットボトルを持ち歩いて、こまめに水分補給することも大切です。

消炎作用のある食べ物は、柑橘系の果物、緑色の葉野菜、トマトに含まれるリコピン、サーモンなどです。日焼けした日はアフターケアだと思って、このような炎症作用のある食べ物を摂るようにすると、日焼けの炎症が早く収まるはずです。

カテキンやアントシアニンなどのフラボノイド成分も炎症を抑えるのに有効です。色の濃いブドウや赤ワイン、緑茶やリンゴ、ココアにも抗炎症作用があると考えられています。

ミシガン大学の研究でも、濃い色のブドウを冷凍して粉末状にしたものを混ぜたエサを三ヶ月間マウスに与えた結果、体内の抗酸化物質が増加し、炎症から早く回復したという結果が出ています。

日焼けのアフターケアに役立つ身近なもの

日焼けのアフターケアに役立つ意外な物が紅茶のティーバッグ。紅茶にはタンニンという成分が含まれています。タンニンは肌のほてりや炎症を鎮めてくれる効果があるので、ぬるめのお風呂でもヒリヒリする時は、湯船に数個入れてみて下さい。

また、キュウリやヨーグルトを日焼けした患部に当てるのも有効です。ヨーグルトにはビタミンB2やビタミンAが豊富に含まれ、それぞれメラニンの生成を抑える働きがあります。

キュウリも熱を冷まして炎症を抑える効果の他、ビタミンCによりコラーゲンを形成し、肌を引き締める効果があるといわれています。

ただし、キュウリには“光毒性”と呼ばれる作用があります。キュウリの「ソラレン」という物質は、メラニンが光に反応しやすくなるという性質をもっています。

この為、キュウリパックをした後に紫外線を浴びると、肌が炎症を起こす可能性があります。キュウリパックをするのであれば、就寝前など夜に行うのが良いでしょう。

日焼けした日は早く寝よう

日焼けした肌はとてもダメージを受けています。日焼けのアフターケアで一番効果があるのが、身体を休ませて疲労を回復させること。肌は寝ている間に修復されますから、日焼けした日は水分をたっぷり摂って、早めに就寝して下さい。

良質の睡眠は美肌の条件。肌のダメージから早く回復するのを助けます。紫外線がメラニン色素に変わるのを防ぐために、日焼けした日のスキンケアは、美白効果の高い化粧水やクリームを顔だけでなく、日焼けした身体にも使って下さい。

いかがですか。顔にも身体にもシミを作りたくないのなら、日焼けした後は早めのアフターケアが重要です。重度な日焼けはかさぶたとなって、数日後にはポロポロとはがれてきますが、絶対に無理矢理はがしてはいけません。安易な自己処理は後が残ってしまうかも。

こまめに保湿、そしてビタミンを補給して下さい。綺麗な肌に戻るために、しっかりとアフターケアを行って下さいね。

【あわせて読みたいオススメ記事】

▶シミソバカスが気にならない!シミ ソバカスを目立たなくさせる裏技3選!

▶日焼け止めパウダーを使って、化粧直しと紫外線対策!