2015.08.24
  • スキンケア

乾燥肌のかゆみをストップ!今日からできる簡単な保湿習慣とは

乾燥肌 かゆみ
かゆ、かゆーい!思わずかきむしってしまいたくなる肌のかゆみ。乾燥肌の人は、毎日がかゆみとの戦いですよね。

掻いたらアカン!と思っていても我慢できないのが乾燥肌の辛い所。掻くとますますかゆみは悪化してしまいます。

あなたの乾燥肌の原因は、自分で分かっていますか?アレルギー、ストレス、化繊のこすれなど、乾燥肌を起こす要因は様々です。

辛い乾燥肌のかゆみをストップ!あなたの乾燥肌の原因を解明し、今日からできる簡単な保湿習慣をご紹介しましょう。

>>>意外!乾燥肌を改善するにはこの5つが最強だった!

乾燥肌の原因とは

・肌のバリア機能が衰えている

乾燥肌の原因は、肌の表面を覆う皮脂や、セラミドなど保湿成分の減少により、肌内部の水分含有量が低下することが原因です。

また、通常皮膚は弱酸性に保たれていますが、皮膚のpHが何かの影響でアルカリ性に傾くと、その部分に細菌が増殖しやすくなり、激しいかゆみが生じる場合もあります。

・衣類や寝具との摩擦

意外に多いのが、衣類や寝具の化繊が原因の乾燥肌です。カサカサした素材の洋服は、肌の摩擦からかゆみや乾燥肌の原因になります。

肌が敏感な人は、普段から素材が100%綿素材でできている商品か、寝具、肌着類はオーガニックコットンの商品を使用すると良いでしょう。

・ダイエットのしすぎ

若い女性の乾燥肌の原因に多いのが過剰なダイエット習慣です。脂肪、油脂類の食べ物を極力控える生活は、脂肪ばかりか肌のはりや髪の艶まで奪ってしまいます。

適度な油脂類の食品は健康な身体づくりには欠かせません。ダイエットのしすぎには注意が必要です。

今日から出来る!保湿スキンケア

さあ、乾燥肌のかゆみを止める、毎日の保湿スキンケアを紹介します。ぜひ習慣にして下さい。

・大切なのは水分と油分のバランス

乾燥肌を放置しておくと、見た目年齢がぐんと上がって、急速に老化が進みます。
特に目のシワに乾燥は大敵です。アンチエイジングを考えるなら、まずはしっかりとした乾燥肌対策を行いましょう。

日ごろの保湿ケアを見直して下さい。ポイントは「保湿=水分+油分」のバランスです。

乾燥肌対策としてねっとりクリームを愛用する方も多いですが、乾燥肌には水分と油分の両方をたっぷり与えるのが正しい乾燥肌のケア方法。

しっかりと水分を補い、その後すぐに適度な油分できちんと蓋をすることが大切です。

水分をたっぷり浸透させるコツは、ローションをしみ込ませたコットンで肌が引き締まる感じがするまでていねいにパッティングしたり、保湿作用のあるローションマスクをすること。

乾燥肌ケアをした後も肌の温度が変わらない場合は保湿が足りていない証拠です。

・日常生活をチェックしてみよう

入浴した後に、肌がかゆくなった経験はありませんか?入浴時は角質層がゆるみ、もともと持っている保湿成分やセラミドが洗い流されてしまうため、皮膚が乾燥してしまうのです。

逆に、角質層がゆるんでいる時は浸透性が高いので、保湿成分などが配合された入浴剤を使うと良い乾燥肌ケアをすることができます。

ただし、香料や着色料が多量の入浴剤は、逆に肌への刺激になり逆効果です。また、身体の乾燥が気になる部分は保湿ローション、クリームなどでかゆみを閉じ込めるのがベストです。

その他、日常的に加湿器を併用したり、服はゆったりラインの天然素材を選んだり、爪は短く切って、肌をかかないように気をつける…といったこまめな乾燥肌ケアを日常的にチェックしてみて下さい。

インナーケアとしては、特に乾燥肌に有効なのは、卵、ニンジン、かぼちゃ、海藻などのビタミンA(βカロチン)の豊富な食べ物。これらを意識して摂取しましょう。

日常生活、食習慣を改めても乾燥肌が改善されず、かゆみに悩まされる場合は、他の何かが原因かも知れません。ケアを一旦中止して皮膚科を受診するようにしてください。

中高年に多い「皮膚掻痒症」とは

いくら乾燥肌対策をしても、かゆみが止まらない、乾燥肌で肌がピリピリする…。よく中高年になると、顔だけでなく、手足や身体のかゆみに悩まされることがあります。

これは皮膚掻痒症といい、一般的に中高年・高齢者、しかも女性よりも男性により多い症状です。

加齢によって皮脂の分泌が少なくなり、皮膚の乾燥が進んで起こる症状ですから、誰でもなる可能性があります。

強いかゆみがどうしてもおさまらないときは、皮膚科に相談して抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン軟膏クリームなどを使用して下さい。首回りの皮膚に刺激を与えるハイネックのウールセーターなどは避け、ゆったりと締め付けない服装も心がけましょう。

まとめ

いかがですか。乾燥肌のかゆみ。子供から大人まで、誰もが経験したことがあるかもしれません。乾燥肌は誰でもなる可能性があります。敏感肌の人は、特にボディソープで身体を洗いすぎたり、ナイロンタオルでゴシゴシこすりすぎるのも禁物です。

正しい乾燥肌対策を行えば、肌は必ずしっとりと潤ってきます。こまめなケアが必要ですが、女性は特に乾燥肌をそのままにしておくと、しみ、シワの原因となって、+5歳+10歳と老け顔の原因になってしまいます。

乾燥肌のかゆみはそのままにしておくと、肌のバリア機能を低下させ、傷や痛みに弱い肌質に変えてしまいます。日頃の生活習慣を見直して、しっとりプルプルのお肌を目指して下さいね。

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