2014.09.08
  • ボディケア

エアコンから肌を守る!夏のNG&おすすめオフィス乾燥対策

乾燥対策アイキャッチ
夏のこの時期でも、エアコンの効いた室内に入ると顔がパリパリする…そんな経験をしたことはありませんか?そうです!エアコンをフル活用する夏は、冬よりもオフィスでの乾燥が目立つ季節でもあるのです!!

なぜエアコンが乾燥の原因になるのか?

冷房は暖かい空気を吸い込み、その空気を急激に冷やし、排出しています。
暑さの原因でもある空気中の水分は、結露となってエアコン内に残り、水分を失った状態の冷たい空気が室内に排出されるということです。
つまり、エアコンから出てくる冷気は水分を失った状態の空気なので、エアコンをフル活用していると室内が乾燥してしまうのは当然です。

肌に最適な湿度は60~65%
肌に最適な湿度は、60~65%といわれており、大体夏場の外の湿度と同じくらいです。ちなみにエアコンをフル活用した際、湿度は40%以下にまで下がってしまうので、お肌は乾燥ガサガサになってしまうことも!
この60~65%の湿度を保つための意外にやってしまいがちなNGな乾燥対策と手軽にできるおすすめの乾燥対策を紹介します!

【check】 ますはオフィス内の湿度をチェック

確実な湿度を測るには…
理化学機器専門店で売っている室内温湿度計が一番正確とのこと。
お値段も1,026円(税込)~と、あまり高くなくて良いですね。

湿温計

ただ私たちは女子。オフィスもおしゃれに飾りたい!!!
そんな方たちには、

湿温計
などなど。ロフト東急ハンズをめぐってみるのも良いかもしれません。

オフィス全体の湿度を60%~65%にするためには

【NG】小型加湿器の設置!
空気は常に動いているので、自分のデスクの周りだけの加湿対策だと効果は低いです。

加湿器

【おすすめ】オフィス全体を加湿する広さに見合った大きい加湿器を設置!
オフィスの広さに見合った加湿器を設置することで、オフィス全体の湿度を上げることができます。

加湿器

【break】流行りの“自然気化式加湿器”って?
最近自然気化式加湿器を目にすることが多くなっていませんか?自然気化式加湿器とは、電気を使わず、水だけで加湿できるというとってもエコな加湿器です。

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参考:http://www.sekisui-uruoi.jp/uruoi/index.html

【break】コップを置くだけ加湿
その名の通り、いっぱいのコップを置くだけです。効果については、おそらく低いかなとも感じますが、乾燥しているオフィスにコップを置くと、みるみる減っていく様子を見るのも良いかもしれません。
参考:http://nanapi.jp/9456/

【break】観葉植物で加湿
植物は水分を蒸発しているので、乾燥対策に良いと言われていますが、やはり広いオフィスには広さに見合った数、大きさの植物を置くことで効果が発揮すると言えると思います。また、植物が元気な状態、水分を保っている状態で効果を発揮するため、水やりなどに気を使い、しっかりと育てることが大切です。

乾燥肌を潤すオフィスでの必需アイテム

【NG】ハンディミストで化粧水のみの保湿
乾燥状態の室内で化粧水を付けても他の水分同様に蒸発してしまい、保湿とは逆に、乾燥を促進してしまいます。

【おすすめ】化粧水+乳液で直接保湿
化粧水でお肌に水分を与え、乳液でコーティングすることでお肌の保湿状態が保たれます。ただし、乳液は油分になるので、乾燥肌、脂性肌、混合肌など、自分のお肌の状態に合わせた乳液選びが重要です。
オフィスではメイクをしているので、乾燥している部分のみに化粧水+乳液、そしてその上からファンデーションでメイク直しする方法もおすすめです。

食生活・生活習慣の改善で乾燥知らずなお肌に

オフィスでの乾燥対策以外にも乾燥肌を改善できる方法を紹介いたします。

乾燥肌におすすめ!摂っておきたい食材リスト

お肌の水分を保つ働きを持つセラミドが多く含まれる食材
大豆やこんにゃく、しらたき、ヨーグルト、黒豆、小豆、ひじき、わかめ、ごぼうなど

皮膚と粘膜を潤し、新陳代謝を促すビタミンAが多く含まれる食材
レバー、にんじん、ほうれん草、あゆ、モロヘイヤなど

コラーゲンの生成と活性酸素を除去するビタミンCが多く含まれる食材
アセロラ、グァバ、レモンなどの果物や、かぼちゃ、トマト、赤ピーマンなどの緑黄色野菜類

脂質不足を補う飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸が多く含まれる食材
オリーブ油やごま油、マグロ、イワシ、生クリーム、ココナッツなど
※摂りすぎは肥満や脂質肌になってしまうことがあります。

睡眠不足はお肌の敵。質の良い眠りの時間を作る方法

睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌のターンオーバーを一定に保つ働きをしますが、睡眠不足になり、成長ホルモンが上手く分泌されなくなると、ターンオーバーが乱れ、ターンオーバーの過程で生成される細胞間脂質(セラミドなどの肌の水分を保つ働きをする物質)が少なくなってしまいます。

特に眠りに就いてから30分~1時間でノンレム睡眠に入ります。このノンレム睡眠の状態のときに、成長ホルモンが多く分泌されます。さらにお肌のゴールデンタイムと言われる22時~2時のあいだにノンレム睡眠状態を作ることで、乾燥肌が改善されるだけでなく、美肌をつくることができます。

しかし、22時に寝るのはなかなか難しいというのが現実。
そこで眠りの質を高めるためにやっておきたい3つの習慣をご紹介

1. 毎日同じ時間に寝る(生活リズムを安定させる)
2. リラックス状態を作る(ぬるま湯(38~40℃程度)で20分ほど半身浴・
ホットミルクなどのタンパク質を摂る・α波を出す音楽を聞く・間接照明に切り替える
(スマホやPCは光の刺激で脳が興奮状態となってしまうのでNGです。))
3. 睡眠に最適な環境を作る(夏場は室温26~28℃、冬場は18~23℃、湿度50~60%が理想です。)

 

まとめ:オフィスでは大きい加湿器と化粧水+乳液が必須アイテム

いかがでしたでしょうか?
美肌の天敵でもあるオフィスの乾燥。この乾燥を防ぐためには、オフィスの広さに見合った加湿器で室内全体を潤すこと、さらに乾燥してしまった肌には化粧水で水分を与え、乳液でコーティングすることが大切です。
また、即席の乾燥対策だけでなく、食生活や睡眠などの生活習慣を根本から改善目指して、乾燥知らずのお肌を目指しましょう!

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