2017.09.15
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女子企画部発♡口コミ高評価の商品まとめ

近年、女性が開発した商品・女性が企画したプロジェクトなどが大ヒットする例を多くみかけますよね。
女性の視点からの企画は、男性の視点からの企画に比べて、いったい何が違うのでしょうか?女性がヒット商品を生み出す背景と、実際に女性がヒットさせた商品・プロジェクトをご紹介します。

女子企画部が開発した商品はなぜ売れるの?ちょっとまじめに考察

女子企画部が開発した商品に多く見られる特徴は、「プラスアルファ」があるということ。実用性を追求するだけではなくて、実用性プラスアルファ。美しさを追求するだけではなくて、美しさプラスアルファ。これが女性の発想です。

また、仮に実用性だけを重視した商品を開発する際にも、男性の場合は特定の実用性をタテに深く掘り下げる傾向があるのに対して、女性の場合は実用性をヨコに広げる傾向があります。
言い換えれば、女性は、ひとつの商品の中で複数の実用性を両立させようという発想を持つのです。

以上が、女性がヒット商品を生み出す背景に考えられるものです。他にもヒットを生み出す理由はたくさんあるでしょう。

たとえば、最近大ヒットを生み出す女性の中には、子育てや主婦業を経験している人も少なくないそうです。
過去、日本では、一度家庭に入った女性がふたたびビジネスの第一線に戻ってくるという例は、あっても少数派でした。これは、家庭の主婦や子育てをする女性が本当に求めているものを、市場は商品化できていない、ということを指していました。

だからこそ、この現代、主婦業・子育てを経験した女性がビジネスの第一線に復帰することで、いままで男性の知らなかった大きな市場を開拓できたわけです。こうした市場は、まだまだ大きくなっていくことでしょう。

眠り製作所

http://www.nemuri-seisakusyo.jp

こちらの会社には「MINJYO」という女性社員のチームがあるそうです。

女性スタッフが立ち上がり、もっとお部屋に合うものの開発を開始!
お仕事、子育てに忙しいのにお手入れが大変と思っている方に、
寝室だってかわいくないと!をコンセプトに、
「魅せる寝室」を簡単に実現できる枕カバーや商品を販売していく
眠り製作所の女性社員による「キラキラ寝室化計画チームMINJYO」が 出来上がったのです!

「魅せる寝室」という発想が女性ならではですね。また、お仕事・子育てに忙しくて寝室のお手入れができない…という気持ちも一度子育てを経験した女性だからこそわかるものだと言えるでしょう!

 

実際にヒットした女子企画部発の商品を紹介

では、実際に女子企画部が開発して大ヒットした数々の商品をご紹介します。意外な商品もたくさんありますよ。

 

い・ろ・は・す

https://www.i-lohas.jp/products/

日本コカ・コーラ小林麻美氏が開発。飲用水の差別化として、採水地にプラスアルファ「環境・捨てやすさ」を盛り込んで大ヒットしました。

いまとなってはすっかり馴染のある飲料水ですが、ここにも女性開発者の発想が詰まっていたのですね!

 

新型NOTE

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

日産自動車の水口美絵氏が開発。

①子供を乗せやすい

②女性でも運転しやすい

という2つの視点を旧ノートに加えて大ヒットした商品です。

 

のりかえ便利マップ

引用元:http://www.bizocean.jp/

専業主婦を経験した福井泰代氏が企画したサービスで、現在300駅以上で採用。子育ての経験から生まれたサービスです。特に地下鉄を利用する方は、こののりかえ便利マップを見る機会は多いのではないでしょうか?

引用元:http://www.bizocean.jp/

この画期的なアイディアに、SNSでも称賛の声が!

しかしながら、これを商品化するにあたり50社に営業したにもかかわらず断られたりとかなりのご苦労もされているようですね。

この商品のおかげで都内に住む多くのひとが助かっていることは間違いないでしょう。

 

ルシードL

 

https://www.lucido-l.jp/product/oil02.html

 
マンダムの酢谷香織氏が開発した大ヒット整髪料。無香料を好む女性が多いことが商品化のヒントでした。

※ただし、この商品が開発されたのは1993年ですので、現状のものとはパッケージデザインや商品の特性も異なります。

 

プラス糀

http://www.marukome.co.jp/plus_kouji/

マルコメの女子企画部が開発した商品。子供の健康に着目して大ヒットしたそうです。現在はプラス麹の商品ラインナップは多岐に渡り、みそ漬けの素、甘酒、米こうじ、麹醤油などさまざまです。

主婦の強い味方ですね!

 

プロテカ ラグーナライト

https://www.proteca.jp/

エースの女子企画部が開発したスーツケース。強度という従来の要素に、軽さとデザイン性をプラスアルファして大ヒット。

旅先は移動が多いので、スーツケースが軽いというだけでも大きなメリットですが…その上おしゃれという点が最大の魅力。今後スーツケースを新調する女子は要チェックですね。

 

ナイトスチーマーナノケア

http://panasonic.jp/face/steamer/products/

パナソニックの女子企画部が開発。睡眠と美容のニーズをひとつの機器で両立させ、ワーキングウーマンを中心に大ヒット。一時は生産が追い付かなくなるほどだったとか…

実はくすぐる編集部も1名持っています!この商品は本当にすごいです。具体的に申し上げますと

・使用後、肌がみずみずしくなる

・使い続けるうちに小ジワが消えた

・使用しながらクレンジングするとつるつるになる+きれいに落ちる

お値段は少々お高めですが、それでも十分すぎるほどメリットがたくさんありました。さすが女性目線で女性が開発した商品だと思います!!

 

ルルドマッサージクッション

http://www.atex-net.co.jp/

 
アテックスの女子企画部が開発。マッサージ器の機能性を高めるとともに、インテリアを思わせるデザイン性の高さで450万個の大ヒット。

エキュート

https://www.ecute.co.jp/

JRユーザーの方はほとんどの方が目にしたことがあるのではないでしょうか?エキュートのある駅って、洗練されているイメージがありますよね。

JR東日本ステーションリテイリングの女子企画部が開発。駅という利便性と、豊富な商品の品ぞろえを両立させた発想が話題に。年商100億円以上になりました。

 

マイボトル洗浄器

http://www.thermos.jp/product/detail/apa-800.html

サーモスの森 弘美氏が開発したボトル洗浄機。洗浄するのが面倒という理由でボトルを敬遠していた人たちが新規顧客となり、ボトル市場自体も拡大。

 

女子企画部のヒット商品は断然使いやすい!

女子企画部がなぜ売れる商品を企画できるのか、そして、実際に女子企画部がヒットさせたたくさんの商品をご紹介しました。

さて冒頭で考察したとおり、女子企画部がヒットさせた商品には、何かしらの「プラスアルファ」が加えられていることが分かります。また、女子企画部が開発した商品は「使いやすいもの」が多いと感じますが、いかがでしょうか?
地に足の着いた女子企画部の斬新な商品。これからも大注目です。