2017.07.11
  • ライフスタイル

スムージーの色、いつも適当に選んでない?色別効果を知って活用しよう

 

味だけでなく、色も楽しめるスムージー。

でも、色が違うということは中身が違うということ。

中身が違えば含まれる成分も違うし、成分が違えば体への効果も違うということです。

ここでは、スムージーの色が違えば何が違うのかについて、詳しく解説します。

色別の美容効果・健康効果の違いをよく理解して、今後、スムージーを飲むときの参考にしてみてくださいね。

赤いスムージー

 

<主に含まれる成分>
赤い食材には、ビタミンC、リコピン、カプサイシン、ベタレイン色素、アントシアニン、アスタキサンチン、ルテリオンなどの栄養素が豊富に含まれています。

<期待される効果>
赤いスムージーに含まれる成分でとくに注目すべきは、ビタミンCとリコピン。

ともに活性酸素を除去することで知られる成分です。
活性酸素は美容の最大の敵。シミやくすみ、シワ、肌荒れ等々、美容にまつわるあらゆる問題に関わっている悪いやつです。

<赤いスムージーの食材例>
・トマト
・すいか
・ラズベリー
・グランベリー
・いちご
・赤パプリカ

オレンジ色のスムージー

 

<主に含まれる成分>
オレンジ色の食材には、ビタミンC、カリウム、カロテン、フラボノイド、食物繊維などが多く含まれています。

<期待される効果>
オレンジ色のスムージーに含まれるビタミンCやカロテンは、赤いスムージーと同様に抗酸化作用が強い成分として知られます。

美容に良いことは間違いありません。

また食物繊維が腸の働きを活発にすることから、便秘解消や肌状態の改善効果も期待できます。

<オレンジ色のスムージーの食材例>
・みかん
・オレンジ
・ニンジン
・あんず
・パパイヤ
・マンゴー
・かぼちゃ

黄色いスムージー

 

<主に含まれる成分>
黄色いスムージーには、ルテイン、クルクミン、ビタミンC、エエリオシトリンなどが豊富に含まれています。

<期待される効果>
黄色いスムージーの特徴は、何よりもまず胃腸にやさしいということ。

胃腸の状態は肌状態と直結しているとも言われるため、美容女子にはとてもやさしい飲み物と言えるでしょう。
また、消化を助ける酵素が豊富なため、デトックス効果も期待できます。

<黄色いスムージーの食材例>
・レモン
・グレープフルーツ
・パイナップル
・パパイヤ
・しょうが
・ゆず
・きなこ

緑のスムージー

 

<主に含まれる成分>
緑の食材には、クロロフィル、食物繊維、カリウムなどを中心に、ミネラル類・ビタミン類などの栄養がバランスよく豊富に含まれています。

<期待される効果>
私たちにもっとも身近な野菜は、緑色が多いかも知れません。

緑色の食材は様々な効果をもたらしますが、なかでも注目したいのがクロロフィルや食物繊維によるデトックス効果です。

また、ストレスや不安を和らげる働きもあることから、心身あわせたデトックスも期待できますね。

<緑のスムージーの食材例>
・きゅうり
・ケール
・小松菜
・パセリ
・ミント
・ブロッコリー
・バジル

パープルのスムージー

 

<主に含まれる成分>
パープルの食材に含まれる代表的な成分は、アントシアニン、カリウム、カルシウム、鉄、レスベラトールなどです。

<期待される効果>
パープルの食材を代表するのが、ブルーベリー

ブルーベリーには非常に豊富なアントシアニンが含まれていることで知られ、その抗酸化作用も極めて高いものがあります。

美容効果のみならず、生活習慣病の予防や眼精疲労、貧血改善などの効果もよく知られています。

<パープルのスムージーの食材例>
・プラム
・プルーン
・ブルーベリー
・ブラックベリー
・いちじく

白いスムージー

 

<主に含まれる成分>
白いスムージーには、タンパク質、イソフラボン、ビタミン・ミネラル類が豊富に含まれています。

<期待される効果>
白いスムージー、とくに豆乳を使ったスムージーにはタンパク質やイソフラボンが豊富。

皮膚はタンパク質でできているので、美容のためには欠かせない成分です。

またイソフラボンには女性ホルモンを整える働きがあることから、生理にともなう不快感、イライラなどを解消する効果があります。

<白いスムージーの食材例>
・バナナ
・豆乳
・大根
・白ごま
・カリフラワー
・セロリ
・キャベツ

自分に合った色のスムージーを

今の自分の状態に合っているスムージーは何色でしかた?

スムージーは、それがどんな色であったとしても、美容効果・健康効果は期待できます。

美容に、健康に、ぜひ毎日のスムージーを活かしてくださいね!