2015.07.27
  • スキンケア

ノンケミカルの日焼け止めは、日差しと肌トラブルからお肌を守ります。

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夏の暑い日差し。紫外線対策に日焼け止めは欠かせませんよね。しかし毎日使う日焼け止めで肌がボロボロになった、という女性は決して少なくないのです。

日焼け止めの選び方、もしかして「値段」「パッケージデザイン」だけで選んでいませんか?日焼け止めはどれも同じでしょ?と思っていたら大間違い。成分やつけ心地、値段、メーカーによって日焼け止めはタイプが全然違います。

長時間使うものだからこそ、肌に優しくてノンケミカルな日焼け止めの見分け方を紹介しましょう。

>>>「ビオレの日焼け止めから学ぶ、自分に合った日焼け止めとは?」

なぜ日焼け止めで肌がボロボロになるの?

お肌に敏感な女性ならまず気をつけたいのがメチコン・ジメチコン・シクロメチコン などといった化学薬品が使われていないこと。

汗や水に強い、1日中くずれないといった日焼け止めは、一見魅力的のようですが、その機能の成分には合成ポリマーが含まれています。

合成ポリマーは非常に肌のダメージが大きい成分です。撥水性を持つ強力な皮膜剤ですから、他の油脂と混ざりにくい特徴があります。皮脂や水を寄せつけず、強烈にはじきます。

コレは日焼け止めの機能としては大変優れているのですが、逆に天然の保湿成分である皮脂の分泌を完全に邪魔してしまうのです。

日焼け止めを使ったら肌がボロボロになった、という人の原因は、まずこの合成ポリマーのせいだと思って良いでしょう。長期間使うと肌の瑞々しさが失われ、ガサガサ、ボロボロの肌になってしまいます。

ノンケミカルな商品の中でも、特にこの合成ポリマー などの化学薬品が使われていないか必ずチェックして下さい。

ノンケミカルな日焼け止めの上手な選び方

日焼け止めを選ぶときによく見かける、100%オーガニック無添加・無香料・無着色といった、お肌に優しいイメージを持つ言葉文句がついた日焼け止めって、結構お値段が高いですよね。

ワンンコイン、1000円未満の日焼け止めが多い中、肌に良いからと4~5倍もする値段の商品を選ぶのはなかなか勇気がいります。

しかし、それほど完璧じゃなくても、ほどほど安心な商品を選ぶポイントがあります。

ノンケミカルな日焼け止めの選び方①
「紫外線吸収剤」が使用されているかどうかをチェック

紫外線吸収剤の中で特に危険なのがオキシベンゾンというものが配合されている日焼け止めです。

オキシベンゾンは皮膚から吸収されると、急性致死の毒性があり、発ガン性や環境ホルモンの疑いがあるのです。微量の成分でも毎日使えばそれなりに肌への影響はあるはず。特に注意が必要です。

ノンケミカルな日焼け止めの選び方②
ベビー向けの日焼け止めだからといって安心しない。

赤ちゃんにも優しい商品です。」「安全性テスト済み」というベビー、子供向けで、SPF15・PA+++といった商品があったとしても、そのままレジに持って行ってはいけません。

まずは裏面の成分表示を見て下さい。「合成界面活性剤」が使われている商品ではないか確認が必要です。

化粧品業界で働いている人が、「この成分は使わない方がいいかな」と思っている筆頭の成分がこの合成界面活性剤。

界面活性剤とは、簡単にいうと「水」と「油」のように、本来は混ざり合わない物を混ぜ合わせるために使うものです。

天然成分では「レシチン」「サポニン」「リン脂質」「ペプチド」といったものがあります。聞いた事がある人も多いんではないでしょうか?

しかしこれらの成分よりももっと強力な効果を発揮するのが合成界面活性剤。これを使い続けると、肌を守り異物の侵入を防ぐ、「皮脂膜」と「角質層」というバリア機能が破壊されます。そのことによりお肌が乾燥したり、敏感になるなど、様々な肌トラブルの原因になってしまうのです。

「合成界面活性剤がたっぷり入った【合成洗剤】にミミズを入れる実験をしたところ、
ミミズが死ぬだけでなく、溶けて液体がオレンジ色になった」という報告もあります。

ベビー用でも油断は出来ません。合成界面活性剤が使われていないかチェックしてから購入して下さい。

>>>「赤ちゃんにも安心して使える日焼け止め」