2017.12.21
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一人暮らしでもペットが飼いたい!人気の動物と費用のまとめ

 

さみしい一人暮らしで癒してくれる相棒がほしい…。
でも一人暮らしで本当にペットを飼育できるのか…。
そんな悩みに応えて、今回は一人暮らしでもペットを飼いたい人に向けて、人気のペット5選と費用についてまとめてみたいと思います。
あくまで参考値です。個体差や飼育環境によって必要なものも寿命も異なることをご理解いただき、参考にしていただければと思います。

ハリネズミ

 

価格:相場:15,000~40,000円
初期費用:約25,000円
フード代:約2,000円/月
消耗品:約1,000/月
におい:ほとんどない
さんぽ:室内のみでOK
留守番:1泊2日
寿命:5年~10年

注意点

最近「ハリネズミカフェ」なども登場し、特に女性を中心に人気が急上昇しています!
名前にも”ネズミ”と記されているのでハムスターに近いのかな?と予想してしまいますが、ネズミとは全く別の生き物。どちらかというとモグラに近いのだとか…!フードは自然界では虫を好んで食しますが、今のご時世は大変便利なもので「ハリネズミ専用フード」たるものが販売されているのでご安心ください。

忘れてはならないのが、ハリネズミは夜行性であり、まったく人間に懐かず、ストレスに弱いので1日に何度も抱っこすると具合が悪くなってしまうこと。
また、具合が悪くなりやすいのに診てくれる病院が少ないので事前に周辺の動物病院をよく確認しておきましょう。彼らの特徴を理解したうえでお迎えする必要がありそうです。

 

 

うさぎ

価格:相場10,000~50,000円~
初期費用:約25,000円
フード代:約2,000円/月
消耗品:約1,000/月
におい:ほとんどない
さんぽ:室内のみでOK
留守番:1泊2日
寿命:6年~10年

注意点

大人しく、においもほとんどなく、散歩もいらず、トイレも覚えてくれるうさぎちゃんは一人暮らしのお供におすすめです。
でも神経質な所もあるため、体調管理には気を付けてください。
空調管理で快適空間を作ってあげること、衣類などを噛んでしまわないようにカバーをするなどは必須です!

一人暮らしさんにおすすめのうさぎ

 

ずばり、ネザーランドドワーフピーターラビットのモデルとされている種類です。
人懐こい性格で、元気いっぱい、好奇心旺盛なんだそう。また、1日に何度か寝たり起きたりを繰り返すので人間の生活リズムにも合わせやすいのだとか。
これはうさぎ全体に言えますが、うさぎの骨は大変薄いので抱っこした際に骨折してしまうこともあるそう。スキンシップの際は気を付けましょう。怒らせると「ブーブー!」と鳴くこともあるそうなので、あんまり怒らせないようにしてあげてくださいね!笑

 

価格:相場30,000~150,000円~
初期費用:約20,000円(ゲージやおもちゃ等)
フード代:約4,000円/月
消耗品:約1,000/月
におい:する(特に排泄物)
さんぽ:室内のみでOK
留守番:2泊3日
寿命:約15年

注意点

猫ちゃんは飼うときに去勢や避妊手術、予防接種は必ずケアしてあげましょう。単独行動をする動物なので、無理になつかせようとしたりしつけようとしたりするのはご法度です。(嫌われます)

爪とぎの修正があるので、お部屋に限らずお気に入りの家具があっても傷がつくことは覚悟しましょう。

一人暮らしさんにおすすめの猫

猫は基本的にお留守番が得意ですが、中でもブリティッシュショートヘアは特に自立心が強く、素直で賢いので一人暮らしの方にはぴったりなんだとか。しかし高貴な猫さんなので金銭的な余裕がないとお迎えするのが厳しいかもしれません…
あまりべったりした関係は好まず適度な距離を保ちたいタイプのようなので、たくさんスキンシップを取りたい!という方は別の種類の猫がよいかもしれませんね。

 

 

価格:相場50,000~200,000円~
初期費用:約25,000円(ゲージやリード等)
フード代:約4,000円/月
消耗品:約3,000/月
におい:する
さんぽ:基本的に毎日
留守番:1泊2日
寿命:約14年

注意点

ワンちゃんは従順さNO.1のペットです。犬にとって「良いリーダー」と認められれば、しつけも守り、従順で、とっても可愛く人間を癒してくれます。ペット病院やペットホテル、しつけ教室等、ほとんどがワンちゃんを扱っているため、困ったときのサービスはペットの中でも群を抜いて充実しています。
しかしながら、ワンちゃんは基本的にお留守番があまり得意ではありません。また、子犬のうちにきちんとしつけができないと、あとあと大変だと言われています。(特にトイレのしつけは大変です…)

自分に散歩をする余力はあるのか、毎日ワンちゃんのために早く帰ることができる・帰れないときはシッターに任せるなど、環境を整えることが大切です。

一人暮らしさんにおすすめの犬

 

どんなワンちゃんも、お留守番の時間は短いに越したことはありません。しかし強いて言うならば日本人と馴染の深い柴犬がおすすめです。飼い主にとても従順で、家族以外にはなかなか懐かないほど忠誠心が強いそう。
また、無駄吠えが少ないので集合住宅でも飼いやすい傾向にあります。縄文時代から日本にいる犬種なので、相性も良いのかもしれませんね。
ただし柴犬は成犬にもなると10kgと結構大きくなります。十分なお散歩ができないとストレスがたまってしまうのでご注意ください。

 

金魚・熱帯魚

価格:相場100~8,000円~
初期費用:約8,000円(水槽、エアポンプ等)
フード代:約200円/月
消耗品:0円/月
におい:こまめな掃除で防げる
さんぽ:不要
留守番:3週間程度
寿命:約10年(もちろん種類によります)

注意点

飼育費はかなり抑えられます。ペットにする場合に非常に大切なのが水質管理です。水の温度、性質には気を配って、こまめに水槽を掃除してあげることが大切です。
魚の中でも、特に強いと言われる「ベタ」はおすすめです。肺呼吸もできるので、ポンプのないワイングラスや小さなガラスの容器でも十分育ててあげられますし、丈夫です。
ただし寒さには弱いので、冬場はヒーターをいれたあげると良いかもしれません。(寿命は約2年です)

 

ミドリガメ・クサガメ


価格:相場500~2,000円~
初期費用:約15,000円(ケージ、ヒーター、ライト等)
フード代:約500円/月
消耗品:0円/月
におい:あり
さんぽ:不要
留守番:5日間程度
寿命:約15~20年

注意点

かなり大きいリクガメはエサ代も高額になり、場所も必要になるので一人暮らしのペットにはおすすめできませんが、ミドリガメクサガメなら、最初に環境を整えてあげるだけで比較的簡単に飼育が出来、上手に飼育すれば長生きしてくれます。

 

どんなペットも、最後まで責任をもって!

 

ペットはいのちです。
飼うと決めたからにはその動物の命に責任をもって、最適な環境を用意してあげてください。特にペット不可の物件で飼うのはもってのほか。住人がいない間にペットを保健所に連れていかれてしまったという例もあります。最後に悲しい思いをするのは人間だけではなく、彼ら自身なのです。

しっかりとルールを守り、たくさんの愛情を注いであげれば、きっとたくさんの安らぎをもたらしてくれますよ。